彼の機嫌が悪いと「私のせい?」と思ってしまうときの考え方

恋愛コラム

彼と一緒にいるとき、

「なんとなく今日は機嫌が悪そう」

「さっきから返事が短い」

「いつもより話してくれない」

そんな変化を感じると、

「私、何かしたかな?」

「さっき言ったことが悪かった?」

「怒らせてしまったのかも」

と、自分の言動を振り返り始めることはありませんか?

相手の様子がいつもと違えば、「何かあったのかな」と考えること自体は不自然ではありません。

ただ、彼の機嫌が悪いというだけで、

「きっと私が何かしたんだ」

と決めてしまうのは少し早いかもしれません。

反対に、

「相手の機嫌は相手の問題だから、私は関係ない」

と最初から切り離してしまうのも違います。

本当に自分の言動が関係している場合もあるからです。

そんなときは、「誰が悪いのか」を決める前に、自分に関係する部分があるのかを順番に確認してみてください。

まず、自分に心当たりがあるか振り返ってみる

最初に、自分の言動を一度振り返ってみてください。

「彼の機嫌が変わる前に、何か心当たりはある?」

例えば、

彼が嫌がると分かっていることを言った。

約束していたことを忘れていた。

いつもとは違う態度を取った。

そういった具体的な心当たりがあるなら、自分の言動が彼の機嫌に影響している可能性は考えられます。

一方で、振り返ってみても特に思い当たることがない場合もあります。

その場合は、今度はこれまでの彼の様子を考えてみてください。

「これまでにも、彼が急に機嫌が変わるようなそぶりを見せたことはあった?」

以前にもあったなら、前回と今回の共通点を探してみる

以前にも同じようなことがあったなら、もう一つ確認してみます。

「前回と今回に何か共通点はある?」

例えば、毎回ある話題を出したあとに機嫌が変わっている。

同じような状況になると態度が変わる。

そうした共通点が見つかれば、そこから考えられることがあります。

反対に、

自分は特に何も変えていない。

前回と今回で状況も違う。

彼の機嫌が変わる前に、自分が何かしたという共通点も見つからない。

ということであれば、

今回、あなたが特別何かをした可能性は下がります。

その場合は、彼自身の側に理由がある可能性も考えられます。

もちろん、本人に確認しなければ本当の理由は分かりません。

だからこそ、理由が分からない段階で「私のせい」と決める必要もありません。

反対の立場だったら、どう感じる?

ここで一度、立場を逆にして考えてみてください。

あなた自身はいつも通りに接している。

特に何かを変えたつもりもない。

それなのに彼から、

「今日なんか変じゃない?」

「俺、何かした?」

「怒っているんでしょ?」

と、自分では気づいていない変化について聞かれたら、どう感じるでしょうか。

「別に何も変わっていないけど」

「そんなつもりはないのに」

と思うかもしれません。

相手の機嫌や態度が気になったとき、自分に関係する可能性を確認することは必要です。

ただ、確認しても自分側に特に変化が見つからないなら、そこから先まで自分の責任として引き受ける必要があるのか、一度考えてみてください。

心当たりがあるなら「言ったこと」と「伝え方」を分ける

では反対に、

「心当たりはある」

という場合はどうでしょうか。

例えば、

「彼が嫌がると分かっていたことを言った」

という場合です。

このとき、彼が不機嫌になったからといって、すぐに「言わなければよかった」と決めるのではなく、まず自分に確認してみてください。

「それでも私は言ってよかったと思っている?」

それとも、

「やっぱり言わなければよかったと思っている?」

もし、

「彼が嫌がることは分かっていたけれど、それでも私は伝える必要があったと思う」

のであれば、まずはその気持ちを否定しないことです。

自分のために必要なことをきちんと伝えた。

そこには意味があったと評価していいと思います。

そのうえで、次に考えます。

「伝えた内容ではなく、表現方法や伝え方に改善できるところはあった?」

同じことを伝えるとしても、違う言い方ができたかもしれません。

伝えるタイミングを変えることができたかもしれません。

伝えたことそのものと、伝え方は別です。

相手が不機嫌になったという理由だけで、自分が伝えたかったことまで全部間違いだったことにしなくてもいいのです。

「言わなければよかった」と思った理由も分けてみる

反対に、

「やっぱり言わなければよかった」

と思うのであれば、その理由も分けてみてください。

「彼が不機嫌になったから、言わなければよかったと思っている?」

それとも、

「彼の反応とは別に、自分でも内容や言い方がよくなかったと思っている?」

この二つは似ているようで違います。

自分でも、

「あの言い方はよくなかった」

「本当は違うことを伝えたかった」

と思うのであれば、自分側に改善できる部分があります。

その場合も、彼の機嫌を直したくて焦って行動するのではなく、一度お互いに考える時間を取ってみてください。

そして、自分の中で、

「私は何がよくなかったと思っている?」

「本当は何を伝えたかった?」

「次ならどう伝える?」

と整理してみます。

自分の中できちんと納得し、次にどうするかまで考えてから相手に伝えます。

そのときも、ただ「ごめんなさい」で終わらせるのではなく、

自分が振り返って何を考えたのかを説明する形で伝えてみる。

焦って彼の機嫌を直すためではなく、自分が改善したいと思ったことに対して、自分で考えて対応するということです。

彼が不機嫌になったから後悔しているなら

一方で、

「内容も言い方も、自分では間違っていたと思わない」

「でも彼が不機嫌になったから、言わなければよかったと思う」

という場合。

そんなときは、もう一つ自分に聞いてみてください。

「私の気持ちは、それで納得できそう?」

彼の機嫌が戻れば、それで自分も納得できるのか。

それとも、

「本当は伝えたかったのに」

「また自分の気持ちを引っ込めてしまった」

というものが残りそうなのか。

ここで「自分の気持ちを必ず優先しなければいけない」ということではありません。

恋愛は二人でするものです。

相手の気持ちを考えることも、自分の言動を振り返ることも必要です。

ただ、その中から自分の気持ちだけを外さないことも同じように必要です。

「彼の機嫌を直す」ことを目的にしない

彼の機嫌が悪いと、

「どうしたら機嫌が直る?」

「何をすれば元に戻る?」

と考えたくなるかもしれません。

でも、自分が考えられるのは、まず自分に関係する部分です。

心当たりがあるのか。

自分の言動についてどう思っているのか。

改善したいところはあるのか。

必要なら、次はどうするのか。

そして、必要であれば相手と話す。

反対に、自分に心当たりもなく、これまでの状況を振り返っても自分との共通点が見つからないなら、彼自身の問題である可能性もあります。

自分に関係する部分があるなら、そこは考える。

自分に改善できる部分があるなら、そこは改善する。

でも、確認しても自分に関係するものが見つからないところまで、

「彼の機嫌が悪いのは私のせい」

と引き受けなくてもいいのではないでしょうか。

彼の機嫌が気になったときは、すぐに自分を責めたり、反対に全部相手の問題にしたりする前に、

「私に関係する部分はどこまで?」

と一つずつ確認してみてください。

それでも一人では、

「やっぱり私が悪い気がする」

「どこまで自分の問題として考えればいいのか分からない」

「彼の反応が気になって、自分がどうしたかったのか分からなくなる」

ということもあるかもしれません。

そんなときは、誰かと一緒に状況を整理する方法もあります。

占いも、「誰が悪いのか」を決めたり、相手の機嫌の理由を決めつけたりするためだけではなく、実際に起きたこと、自分がしたこと、自分がどう感じているのかを分けて考える材料として使うことができます。

まずは、

「何か心当たりはある?」

そこから順番に確認してみてください。