彼の反応で、自分の価値まで決めていませんか?

恋愛コラム

付き合い始めの頃は、毎日のようにLINEをくれた彼。

「かわいいね」「会いたいね」と言葉にしてくれて、いつも自分を気にかけてくれていた。

でも、最近は連絡も少なくなり、以前ほど褒めてくれなくなった。

そんな変化を感じると、

「もう私に魅力を感じなくなったのかな」

「前ほど好きではなくなったのかもしれない」

と、不安になることもあると思います。

以前と対応が違えば、気になるのは自然なことです。

ですが、彼の反応が変わったからといって、あなた自身の魅力まで変わったとは限りません。

今回は、彼の態度が以前と違うと感じたときに、どんな視点から二人の関係を見つめ直せばよいのかを考えてみましょう。

今の彼を、付き合い始めの彼と比べていませんか?

彼の態度が変わったと感じたとき、まず振り返ってみてほしいことがあります。

それは、今の彼を、付き合い始めの頃の彼と比べていないかということです。

恋愛が始まったばかりの頃は、誰でも相手に好かれたい、喜んでもらいたいという気持ちから、いつも以上に頑張ることがあります。

普段はあまりLINEをしない人でも、こまめに連絡をしたり、積極的に会う時間をつくったり。

照れくさくて普段は言わないような言葉も、付き合い始めには伝えようとするかもしれません。

そして、二人の関係が続き、一緒にいることに慣れてくると、少しずつ普段の自分に戻っていくこともあります。

つまり、付き合い始めの彼だけが本来の彼とは限らないのです。

今の落ち着いた彼の姿の方が、普段の彼らしいのかもしれません。

もちろん、すべての変化が慣れによるものとは限りません。

ただ、連絡や愛情表現が減ったという理由だけで、気持ちが冷めたと結論づける必要はないと思います。

自分自身も、最初の頃と変わっていませんか?

ここで、少し自分自身のことも振り返ってみましょう。

付き合い始めの頃は、デートの服装をいつも以上に考えたり、彼に気に入ってもらえるように振る舞ったりしていませんでしたか?

今は以前ほど気を張らず、自然体で過ごせるようになっているかもしれません。

では、それは彼への愛情が減ったからでしょうか。

必ずしも、そうではありませんよね。

彼との関係に安心できるようになったからこそ、無理に頑張らなくても一緒にいられる。

そんな変化もあると思います。

あなたが彼に対して感じていることと、同じような気持ちを彼も持っているのかもしれません。

以前ほど積極的に連絡をしなくなったのも、褒め言葉が少なくなったのも、あなたとの関係に慣れ、自然体で接するようになったからという可能性があります。

実際に彼がどう感じているかは、彼にしか分かりません。

ですが、自分自身の変化を振り返ってみると、彼の変化にも別の意味が見えてくるのではないでしょうか。

彼の態度が変わったのは、自分に魅力がなくなったから?

彼から褒められることが減ったり、以前ほど積極的に誘われなくなったりすると、自分に原因があるように感じることもあるでしょう。

「もっときれいにならなきゃ」

「もっと魅力的な女性にならなきゃ」

そう考えてしまうかもしれません。

ですが、彼の行動が変わった理由が、あなたの魅力にあるのかどうかは、彼にしか分からないことです。

仕事が忙しいのかもしれませんし、二人の関係が落ち着いたことで、以前ほど頻繁に愛情を表現しなくなったのかもしれません。

もちろん、何か気になることがある可能性もあります。

大切なのは、理由を確かめないまま「私に魅力がないからだ」と決めつけないことです。

彼の反応は、彼自身の考え方や状況によっても変わります。

その変化を、すべて自分への評価として受け取る必要はありません。

彼にしてほしいことを、まず自分からしてみる

それでも、以前のように褒めてほしい。

もっと好きだと伝えてほしい。

そんな希望があるなら、まず自分から彼にしてみるのも一つの方法です。

彼の素敵だと思うところを言葉にしてみる。

一緒に過ごせてうれしい気持ちを伝えてみる。

普段は照れくさくて言えない「好き」という言葉を、自分から伝えてみる。

付き合い始めの頃は自然にしていたことを、もう一度やってみてもよいかもしれません。

ただし、これは自分が褒めたのだから彼にも褒め返してほしい、という交換条件ではありません。

自分が望んでいる関係に向けて、まず自分からできることを試してみるということです。

彼がすぐに同じような反応を返してくれるとは限りません。

それでも、自分の気持ちを素直に表現することには意味があると思います。

あなたが実際に見てきた彼は、どんな人ですか?

自分から気持ちを伝えてみても、彼の反応があまり変わらないこともあるでしょう。

そんなとき、また「やっぱり私には魅力がないのかな」と考えてしまうかもしれません。

ですが、そこで一度、彼自身の人柄を思い出してみてください。

彼は、相手に魅力を感じなくなったら、冷たく接するような人でしょうか。

それとも、もともと感情を表に出すことが得意ではなく、言葉で愛情を示すことが少ない人でしょうか。

これまで一緒に過ごしてきた中で、あなたが見てきた彼はどんな人でしたか?

会っているときの接し方。

困ったときの対応。

普段の会話や、何気ない場面で見せる気遣い。

そうした実際の行動も、彼を理解するための大切な材料です。

もちろん、彼の言動によって実際に傷つけられているのであれば、それを見過ごす必要はありません。

ただ、彼の人柄を知っているはずなのに、不安になった途端、まだ確かめていない悪い可能性ばかりを信じてしまうことはないでしょうか。

自分が見てきた彼を信じる勇気

恋愛では、相手の気持ちをいつでも確かめられるわけではありません。

連絡が少ない日もあれば、思ったような言葉が返ってこない日もあります。

そんなときに、彼の反応だけを頼りにしていると、安心できる日と不安になる日を繰り返してしまうかもしれません。

ですが、彼の反応が変わるたびに、あなた自身の価値まで変わるわけではありません。

彼が褒めてくれた日は魅力があって、褒めてくれなかった日は魅力がない。

そんなふうに、自分を評価する必要はないのです。

不安になったときこそ、想像だけで結論を出すのではなく、これまで自分が実際に見てきた彼の姿を思い出してみてください。

そして、あなたが知っている彼の人柄を、信じる勇気も持ってほしいと思います。

もちろん、信じることは、何があっても疑わず我慢することではありません。

気になることがあれば、彼に確かめてもよいのです。

そのうえで、まだ起きていないことや確かめていないことによって、自分の魅力まで否定しないでほしいと思います。

彼がどう反応するかと、あなた自身の価値は別のものです。

彼の態度が気になったときは、「私には魅力がないのかな」と考える前に、まずは自分が見てきた彼の姿を思い出してみてください。